『 Dyson Airwrap™スタイラー 』でカール(巻き髪)を作るとき、髪に水分を含んだ状態にしておくのがベストとされています。これは、使い方マニュアルや動画などでも言及されています。
しかしシャンプー後でもない限り「髪をセットする時は大抵、髪が乾いた状態」なので、わざわざ髪を濡らすのは面倒と思っている人も多いのではないでしょうか?
従来の「コテ」では特に必要がなかったこの一手間。エアラップでは何故、必要とされるのでしょうか?
目次
なぜ巻く前に髪を湿らせるべきなのか?

実は単純な理由です。
理由:1 髪の形を変えやすくさせるため。
結論から言うと「髪を自由に変形させやすい状態にするため」です。
水に濡らすことで「髪の水素結合」という結合の一種が一時的に外れるのでソレが可能となります。
エアラップでカールスタイリングをする前に「髪を濡らす事」を推奨しているのは、髪を自由に変形させる為の下準備をしていると理解して間違いないでしょう。
とは言え、「びしょびしょ」の状態にしておくという必要はありません。
● 霧吹きなどで髪を湿らせる
✔ 形は変えれるが、まだ固定はしていない。
濡れた髪は変形しやすい状態になっていますが、それを固定しなければ髪に形はつきません。では、どうやってその形を固定させるかというと・・・。
「その状態で乾かす」だけです。
✔ 髪に形がつくのは、髪が乾く瞬間。
髪に形がつくのは、髪が乾く時です。
水分を含ませた髪をエアラップに巻きつけ、“乾かし”再結合させると「作った形」が固定されます。
エアラップは「ダイソンデジタルモーターV9」のハイパワーで「コアンダ効果」を発生させ【形をつけ】、さらに髪を乾かし「作った形」を固定します。
寝癖が付かないように髪を乾かして寝ると思いますが、言うなればエアラップは、髪が濡れた状態で寝た時にできる寝癖を瞬時に作り上げているようなものです。
理由:2 つけたカールを長持ちさせるため。
髪が乾いた状態では「形がつけにくい」と同時に「形を維持しにくい」ということになります。「水素結合」が十分に外れていなかったら、髪を濡らす前の状態に戻りやすくなるからです。
“乾いたダンボールを折り曲げる”のと、“濡れたダンボールを折り曲げる”のでは、どちらが「形をつけやすく」どちらが「元の状態に戻りやすい」か、想像出来ると思います。
● 濡れたダンボール=水素結合が外れている。
このようにイメージして良いかと思います。。
乾かしながらカールを作れる・・真の意図は?

髪が濡れた状態でカール(巻き髪)スタイリングできるのも『エアラップ』の特徴の1つですが・・・
重要なのは『髪が水分を含んでいるか?』
『髪を乾かしながらカールを作れる』というのは決して間違っていないのですが、どちらかといえば「エアラップでカール(巻き髪)を作るときは、髪が濡れた(湿った)状態である必要がある」と理解しておくべきです。
「乾かしながらカールを作れる」という真の意図は「巻く前に髪に水分を与えておきましょう」ということです。
従来の「コテ」との違いは・・「水」「乾」

これまでのコテはそれを「熱」の力で変化させてきました。
一方、エアラップは「水の力」と「乾かす力」を必要とした『水素結合の変化』によって髪をカールさせます。
従来のコテのように「熱」でも水素結合を切ることも可能ですが、「水」でも水素結合を切ることは理解してもらえたと思います。
同じ状態で高温のプレートに直接髪を巻きつけ「形」を作るより、「水の力」と「乾かす力」を利用するエアラップの方が圧倒的に髪の負担は少ないのです。
まとめ

「なぜ巻く前に髪を湿らせるべきなのか?」を最後に復習してみたいと思います。
★ 髪の形を変えやすくする。
★ つけたカールを長持ちさせる。
色々と書き出しましたが、実はその理由は単純で、たたこれだけのことです。しかし、この一手間が「カール」を作る上で重要な工程になります。
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◆ Dyson Airwrap™スタイラー Volume + Shape
59,400円(税込)
<付属ツール>
30mm Airwrap™カーラー
40mm Airwrap™カーラー
プレ・スタイリングドライヤー
スムージングブラシ(ソフト)
収納ボックス
「Dyson Airwrap」でカール(巻き髪)を作るときはこのことを忘れずに実践することをおすすめします。
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