【切りすぎた方必見】髪が伸びる仕組みは?伸びるのが遅い理由と原因




友人と比べて自分は「髪がなかなか伸びない」と感じたことはありませんか?女性にとって髪は非常に大切なものなので、早く伸びる人や髪が美しい人を羨ましいと思うかもしれません。

 

実は人によって髪の伸びるスピードは異なり、髪が伸びない人はさまざまな原因が考えられます。

 

原因を突き止めた上で対策をした方が効果的です。今回は女性の髪が伸びない原因をまとめて紹介します。

 

 

髪が伸びる仕組みは?

髪の毛の根元を「毛根」と呼び、毛根には玉ねぎのような形の「毛球」があります。毛球の中にあるのが髪の成長に大きく関わっている「毛母細胞」です。

 

血液から送られてくる栄養素を「毛乳頭」が受け取り、毛母細胞へ栄養を与えます。すると毛母細胞が細胞分裂を繰り返して髪を押し出し、髪が徐々に伸びていくという仕組みです。

 

髪は1ヶ月にどのくらい伸びる?

 

髪の毛は1ヶ月で約1cm、1日で約0.3~0.4mm伸びると言われていますが、伸び続けるわけではありません。

 

「成長期」で髪が伸び、「退行期」になると成長が止まって髪が抜けていきます。

 

退行期から成長期までの準備期間が「休止期」、成長期・退行期・休止期という周期が『ヘアサイクル』です。

 

ヘアサイクルを知ろう

 

ヘアサイクルは髪1本ずつで異なり、女性であれば1サイクルに約4~6年かかります。

 

つまり、髪が成長して抜けるまでの期間は最短4年、最長6年ということです。

 

日本人女性の髪は約10万本あるとされ、ヘアサイクルから考えると1日の抜け毛は50~100本程度になります。

 

1日にこの程度の量が抜けるようであれば、生理現象なので全く問題ありません。しかし、明らかに100本以上抜けている人や一気に大量の髪が抜ける人は異常脱毛の可能性があります。

 

例えば髪が成長し始めてから2年しか経っていないにも関わらず、髪が抜けてしまう人は生理現象と異常脱毛の2つの原因によって髪が減少していることになります。その結果、他の人より抜け毛の量が多いので「髪が伸びない」と感じるでしょう。

 

異常脱毛を発症する原因は数多く存在し、ヘアサイクルの妨げとなる原因が多いほど髪が伸びにくくなります。

 

 

原因その1:生活習慣の乱れ

髪が伸びない代表的な原因として、生活習慣の乱れが挙げられます。生活習慣が乱れていると抜けやすく、脆い髪しか育ちません。快適な睡眠・適度な運動・栄養バランスの整った食事を心掛けることが、髪の成長を促すには必要不可欠です。

 

この時間帯は寝よう!

 

髪だけではなく体の成長にも欠かせない「成長ホルモン」が最も活発に分泌されるのは、22時から深夜2時です。成長ホルモンはIGF-1という成分を分泌し、IGF-1は毛母細胞を活性化する効果があります。そのため成長ホルモンが多く分泌される時間帯に眠っていた方が、髪が伸びやすくなります。

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適度な運動は必須!

 

また、運動不足の人は血行が良くないケースが多いので毛乳頭に必要な栄養素が届きにくい状態になっています。栄養の偏った食事も髪の成長に必要な栄養素を摂取できず、体にとってストレスと成り得ます。

 

ストレスを発散しよう!

 

ストレスは円形脱毛症といった抜け毛や薄毛を引き起こすため、健康的な髪の成長を妨げます。ストレスを溜めるなと言っても難しいかもしれませんが、発散させる事が重要です。

 

食生活にも気を配ろう!

 

ちなみに、髪の主な成分は「ケラチン」というタンパク質なので肉・魚・卵などの食品から積極的にタンパク質を摂取した方が丈夫な髪が育ちます。

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正しいヘアケアを!

 

間違ったヘアケアも髪が伸びない原因の1つです。毎日頭皮を洗っていない場合は毛穴が詰まって、毛乳頭へ必要な栄養素が届きにくい状態になってしまいます。

逆に洗い過ぎや過度なパーマやカラーは頭皮と髪を傷めるので、適度なヘアケアを心掛けることが大切です。

haru kurokamiスカルプ 』や『 メデュラ 』など、頭皮環境を整えつつ髪の成長をサポートしてくれるシャンプーがおすすめです。

 

タバコはNG!

 

また、喫煙者も髪が伸びにくい人が多いです。ニコチンは血管を縮めてしまうので、毛母細胞に届く栄養素が少なくなります。

 

 

原因その2:体質・加齢・病気

髪が伸びるのが遅い原因には「体質・加齢・病気」も関係してきます。特に体質は、改善し難い条件ですが、それを補う工夫もありますので参考にしてみてください。

 

体質

 

体質によって髪が育ちにくい人もいます。先程述べたように髪は1日で約0.3~0.4mm伸びます。

例えば1日に0.4mm伸びる人と、0.3mm伸びる人がいたとしましょう。1日ではたった0.1mmの差ですが1ヶ月や1年単位で考えると、その差は非常に大きくなります。

これは体質によるものなので他の人以上に規則正しい生活を心掛け、育毛剤など髪の成長を促進させる工夫が必要です。女性ホルモンの「エストロゲン」は髪の成長をサポートする役割があります。そのため女性ホルモンが生まれつき少ない人は他の人よりも髪が伸びにくいことが多いです。

 

加齢

 

体質と同じで改善が難しい傾向にある原因として、加齢が挙げられます。年を取ると若い頃に比べて体の機能が低下しますが、頭皮も同様です。

一般的には加齢によって育つ髪の量が減少し、健康的な髪が育ちにくくなります。また、「ターンオーバー」の周期が遅くなる加齢現象も髪が伸びないことに関係しています。

ターンオーバーは古い角質が体外に排出され、新しい角質に生まれ変わることです。若い頃は約28日周期でターンオーバーが繰り返されますが、年齢を重ねるごとに周期は遅くなっていきます。

ターンオーバーが遅く、または乱れることでフケなどを発症しやすく頭皮環境を健康的に保つのが難しいです。

 

病気

 

病気を発症しているために髪が伸びないこともあります。代表的な病気は「下垂体機能低下症」と「甲状腺機能低下症」です。

下垂体機能低下症はホルモン分泌を行っている下垂体の前葉に障害が発生し、上手くホルモンを分泌できないことからさまざまな症状を引き起こします。

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が減る病気です。全身の代謝を維持するのが甲状腺ホルモンの大きな役割なので、病気を発症すると活動性が鈍くなります。

甲状腺ホルモンは毛母細胞を活性化させる働きもありますが、他の臓器へ優先して配分されるので結果的に髪が育ちにくくなります。

病気によって抜け毛を発症している場合は、専門の医療機関へ早急に相談するのが得策です。

 

 

まとめ

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女性で髪が伸びない人は生活習慣の乱れや体質など、数多くの原因が挙げられます。まずはストレスのない規則正しい生活を心掛けることが重要となります。

 

自分に当てはまるものを突き止めて、原因を解消できる効果的な対策をとることが髪の成長を促すポイントです。

 

その際、育毛剤やシャンプーなど髪の成長に効果を発揮するアイテムを使うと良いでしょう。

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